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女性とともに -Hacer-

③「礼拝会の教育学」 全体のアウトラインについて

2018年2月26日 | CATEGORY - 女性とともに

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お手元にあるこの本は、愛、解放、出会いといった3つの要素を包んでいる特徴的な顔立ちとダイナミズムを具体化する事を試みている礼拝会の教育学についての著作です。

 

この著作は6章で構成されています。第1章「教育学へのアプローチ:声と経験では、この事業とこの活動の意味を、どのように発展していったかということについての短いまとめとして、全体を総括するように紹介しています。第2章「直観の教育学と潜在的な知識」では、修道会の創立者であるマリア・ミカエラの佇まいと、更にインスピレーションを与えてくれる教育学の容貌に焦点を合わせてみました。第3章「価値の文化と礼拝会の教育学」では実践、対人関係、教育学の意味といったおよそ3つの要素である価値の文化と実践の集合体としての教育学に迫ります。第4章「愛の教育学:歓待、心遣い、承認」では、教育学とそのダイナミズムにインスピレーションを与える価値の領域としての愛に近づきます。それはホスピタリティとしての歓待、同伴の道のりとしての心遣い、精神的なダイナムズムとしての承認です。第5章「解放の教育学:みること、自己管理、意味づける」では、固有のアイデンティティの実現としての自立への計画に取り組み、そのダイナムズムの3点に時間をかけます。3点とは批判的理解と本質的に温かい理解で自分自身をみること、自立のために日常的に獲得した自己管理、そして自己統合と自己調節としての個人の意味です。第6章「出会いの教育学:プロセス・経験・関係性」では、女性へのコミットメントを実現し、与えることや寛大さといった共通の場としての教育学的関係性を把握するというダイナミズム、それに近づいて探すという教育学的方向性としての出会いの概念に取り組みます。最後は「まとめとして」という章で終わります。それはこの仕事の教育学的概念を要約し、修道会の教育学の将来に役立つであろう構想の下絵を描きました。

「礼拝会の教育学 はじめに」より

 

第一章     ⒓

教育学へのアプローチ:声と経験

 

礼拝修道女の文化と教育学:体系づけるという提案

なぜ修道会の教育的提案を体系づけるのか?

どうやって礼拝修道女の教育学を体系づけるのか?

 

第二章     20

直観の教育学と潜在的な知識

 

出発点:経験と潜在的知識

マリア・ミカエラの経験:最初の教育学的アプローチ

修道会の歴史:社会教育学の生きた歴史

礼拝修道女のアイデンティティの教育学的特徴

 

第三章      36

価値の文化と礼拝会の教育学

 

出発点:価値の文化の理念

実践システム:女性への奉仕活動のための修道会

礼拝修道女における教育学的意味:愛、解放、出会い

 

第四章      59

愛の教育学:歓待、心遣い、承認

 

礼拝会の教育学の原理、方法、態度としての愛

歓待:歓迎、もてなし、そして無条件性という特徴

心遣い:仕えること、同伴、思いやりのまなざし

承認:価値を与えるということを意識した関与

歓待、心遣い、承認へと向かう教育学

 

第五章       92

解放の教育学:自分をみること、自己管理、意味づける

 

礼拝修道女の教育学における、生活と活動の軸としての解放

自己覚知の道程として自分をみること:開示、理解、和解

自立と関与としての自己管理:自分自身を受け入れること

意味づけること:語られたアイデンティティの構築

自分を見ること、自己管理、意味づけることへと向かう解放の教育学

 

第六章      132

出会いの教育学:プロセス・経験・関係性

 

出会い:礼拝修道女の教育学における関係性の原理と道

教育のプロセス:包括的で柔軟な配慮

体験の教育学:成長と展望

教育的な関係性:恵みと同様に他へ開くこと

プロセス、体験、関係性へと向かう出会いの教育学

 

第七章       172

まとめとして

関係性の教育学、実践の教育学

常に変わり続けている教育学

分かち合われたミッション:共通の場、出会いの場

 

「礼拝会の教育学 目次」より