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女性とともに -Hacer-

ひかり

2016年7月21日 | CATEGORY - 女性とともに

人間の尊厳―「単なる物(何か)ではなく、人格(だれか)」であり。「自分を知り、自分を所有し、自分を自由に与え、他の人々と親しく交わる事」一人ひとりの人のはかりしれない尊厳―を守ろうと献身する人は、キリスト教信仰のうちにそうした努力の最深の根拠を見出すことができます。

                          (「ラウダート・シ」第2章 65

 

国連女子差別撤廃委員会(CEDAW)が今年3月日本政府に女性差別解消のための政策を実施するよう求める、5回目の勧告を出した。が、なかなか取り組みは進まない。なぜか。

CEDAWが日本政府に今回勧告した主な内容は「・女性差別の包括的な定義の早急な法制化・婚姻最低年齢の18歳引き上げ、夫婦別姓制度の導入、女性の再婚禁止期間の完全撤廃・マイノリティー女性への包括的な差別禁止法の制定・女性への性暴力を助長するポルノ素材などの生産と流通の規制・立政府や行政でのクオータ制度などの採用・同一価値労働同一賃金原則の実施・セクハラ禁止と制裁を法で定め、マタハラを含め雇用差別を受けた女性の司法へのアクセスを確保」

批准しない理由として外務省人権人道課の担当者は「個人通報を受けて委員会が出した勧告が国内の法制度と整合しない場合にどうすべきか、他国の事例研究や各省庁との協議に時間がかかる」と説明している。これに対してジェンダー法が専門の早大院教授は「これまでは、司法権の独立との関係を上げていたが今挙げている理由は「司法権の独立」よりは一歩前進といえる。やる気があるなら迅速に取り組むべきだ」と話している。                (朝日新聞7/18 )

 

私たちも、日々、女性の痛みを感じ、耳を傾け、気づき、擁護し、訴え、祈り続けている。その体感からも少しづつ ”ひかり” がさしてはきえ、又さしているのを感じる今日この頃である。